ファイルサーバの更改 Part6 〜OSインストール編〜

さて、お買い物は終了しましたよっと

今回は激辛大蔵大臣も公認なのでw
ケースはそのままに中身を一新する感じなので、ハードウェアの組み立て周りはは割愛ということでw

OSインストール

本当はこうしたくなかったのですが、RAIDカードのポート数が足りず、ソフトウェアRAIDを採用せざるを得ませんでした。
大事なことは、/bootをLVMに組み込まずLinux RAIDの設定とすること。
(これ忘れててgrub2のプロンプトになるのがなぜかわかりませんでした)

Areca ARC-1226

いや正直な話、今時のカードでドライバーが導入されていない奴があることに驚き、ドライバの組込方法をすっかり忘れた自分に呆れ、さんざっぱら調べまわりました。

DKMSのインストール

DKMSの詳細についてはこちらを参照いただくとして、要するにkernelのソースに含まれないけど必要なドライバー類をkernelアップデートの際に自動的にコンパイルして組み込んでもらう仕組みの事です。
CentOS8では、デフォルトでインストールされていないので、とっととインストールしましょう。
そのためには、まずEPELをリポジトリへ追加する必要が有ります。
(CentOS8からコマンドが変わったようですが、ここではyumで統一します)

# yum -y install epel-release

カーネルドライバーのインストール

これでArecaのドライバーがインストールできる環境が準備できましたので、ソースコードのインストール、ビルド、オブジェクトのインストールと一気にやっていきます。
dkms ldtarball コマンドでソースコードをDKMSに登録します。
dkms build コマンドで登録したソースをビルドします。
dkms install コマンドでビルドしたオブジェクトをインストールしてinitrdに登録するまでをやります。
ココまでやると、次回のKernelバージョンアップ時に自動的にビルドされインストールされるようになります。
いやぁ・・・これやるの本当に久しぶりで慌ててあちこち探し回りました(苦笑)

  # dkms ldtarball --archive arcmsr-1.40.00.10-source-only.dkms.tar.gz
  # dkms build -m arcmsr -v 1.40.00.10
  # dkms install -m arcmsr -v 1.40.00.10

インストールしたドライバーモジュールの確認

インストールしたモジュールの確認としてはこんな感じです。
これだけ?って思われるかもしれませんが、カーネルモジュールに関してはこれだけですw

# lsmod | grep arc
arcmsr                 53248  2

実際に認識されているディスクはこんな感じで見えています。
ココでは /dev/sda(SSD/RAID1)と/dev/sdb(HDD/RAID6)が該当します。

# fdisk -l | grep sd | grep ディスク
ディスク /dev/sda: 931.3 GiB, 999997571072 バイト, 1953120256 セクタ
ディスク /dev/sdb: 8.2 TiB, 8999978139648 バイト, 2197260288 セクタ
ディスク /dev/sdc: 465.8 GiB, 500107862016 バイト, 976773168 セクタ
ディスク /dev/sdd: 465.8 GiB, 500107862016 バイト, 976773168 セクタ

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