反省文
またまた悪い病気(がちなやつ)がやってきまして、色々衝動買いしてしまいました・・・・
いくら使ってしまったか計算するのが怖いです。○○の支払い残高がエグい金額増えた・・・みたいです・・・・・orz
本当はボードだけZ690 Steel Legend WiFiに交換したかったんですが、ちょうどZ790の普及期にあたって、Z690は在庫処分された直後とのこと。ぶっちゃけタイミングを逃してしまいました。
本当観念奔逸って怖い・・・・気がついたらグラボまで変えてる体たらく・・・・(とほほ)

ハードウェアについての特記事項
ウチの環境はファイルサーバへのアクセスに専用の10GbEネットワークを用意しています。
Jumbo Frame設定しているので、相当エグい速度で動きますw
こー言うのをWireSpeedと言うんでしょうねw

Install USBを造る
もー苦労しました。
久しぶりに有名どころのフォーラムをアチコチ探す旅でした。
やっぱりまだまだZ790用EFIの例が少ないようで(?)途中での拾い物を参考に
こんな感じで作ってみました。
ACPIパッチリスト
ACPIパッチリストはこんな感じ。
ほとんど元ネタからのパクリですが、10GbEカードに必要なパッチも加えています。

No | ファイル名 | コメント |
1 | SSDT-Bridge.aml | 元ネタからのパクリ |
2 | SSDT-EC.aml | 元ネタからのパクリ |
3 | SSDT-HPET.aml | 元ネタからのパクリ |
4 | SSDT-PLUG-ALT.aml | 元ネタからのパクリ |
5 | SSDT-PMC.aml | 元ネタからのパクリ |
6 | SSDT-RTCAWAC.aml | 元ネタからのパクリ |
7 | SSDT-USBX.aml | 試行錯誤の上、これに落ち着きました |
7 | SSDT-AQUANTIA.aml | 10GbEカード用ACPIパッチ。 手持ちの10GbEカードを騙すのには必須です。 |
そのほか、元ネタにはSSDT-USB-React.amlや、SSDT-XOSI.amlなどが含まれていましたが、こいつらをDisableにしたら、とりあえずUSBが15個使えるようになりました。
USBについてはこんな感じに落ち着いています。

Kext達
Kextについてはこんな感じです。
なんだかんだで沢山ロードしておりますが、一つ一つはよくあるパターンの奴らばかりでした。
必要なハードウェアのkextとしてはオンボードの2.5GbEと、増設してる10GbEになりますね。

No | ファイル名 | 備考 |
1 | Lilu.kext | これは絶対必要ですよねw |
2 | VirtualSMC.kext | 元ネタからのコピペ。 |
3 | WhatEverGreen.kext | これも絶対必要ですよねw |
4 | SMCProcessor.kext | 元ネタからのコピペ。 |
5 | SMCSuperIO.kext | 元ネタからのコピペ。 |
6 | AppleALC.kext | 元ネタからのコピペ。 |
7 | LucyRTX8125Ethernet.kext | オンボード2.5GbE NIC向け。 これがないと認識しませんでした。 |
8 | NVMeFix.kext | 元ネタからのコピペ。 |
9 | RadeonSensor.kext | 元ネタからのコピペ。 |
10 | RestrictEvents.kext | 元ネタからのコピペ。 |
11 | SMCRadeonGPU.kext | 元ネタからのコピペ。 |
12 | XHCI-unsupported.kext | 元ネタからのコピペ。 |
13 | IntelMausi.kext | Intel製NIC用kext。10GbE用。 これがないと認識しません。 ※kextだけではダメで色々Fakeしないとだめですが。 |
定番のboot-argsですが、「keepsysms=1 debug=0x100 agdpmod=pikera」を指定しています。最初は「~v」も付けていましたが、安定して起動するようになったので外しました。(起動に時間かかりますしねw)
ハードウェア組み立て
今回は中身だけ総入れ替えになったので、ケースはFraktal DesignのDefine7をそのまま利用しました。
ただ、CPUとマザーを買いに行った時に、13700Kだと空冷じゃ間に合わないよ?と言われたので、
初めての簡易水冷に手を出してみたのですが、ホースの長さが足りず、ラジエターをフロントに置けなかったので、やむを得ず天板に置くことにしました。
天板に置くと冷えないよと言われているのですが、そもそもそんなガリガリ回しませんし、今のところは様子見です。ただCineBench走らせた時は、かなりの熱風が出てきたのでそれなりに効果はあるんでしょうね・・・
メーカー | アイテム | 数量 | 種別 | 備考 |
Intel | Core i7-13700K | 1 | 新品 | 本当はi9欲しかったのですが・・・ なんとか理性で抑えましたが、まだモヤモヤしています(そのうち交換するんでしょうね・・・・) |
EK | EK AIO-360 | 1 | 新品 | 店員さんのおすすめで、ハイエンド作ってるメーカーが 出してきたローエンドなので作りはいいですよ〜 みたいな感じで選びました。 CineBench回すまでは仕事してないなーとか 思っていましたが・・・・・ 私が間違っていました。これコスパ最高! とても1.5万とは思えない作りで満足しています。 |
ASRock | Z790 Steel Legend WiFi | 1 | 新品 | ぶっちゃけZ690 Steel Legendが欲しかったのですが (Boot macOS様でも実績のあるMoboですし) 時期が悪かった。 ちょうどタイミング的にZ790への入れ替え時期でZ690のセールはひと段落した後だったのです。 |
Corseir | DDR5 32GB | 2 | 新品 | 最初は16GB*4でエラー出まくりだったので ショップと相談の結果、この構成に落ち着きました |
AMD | Radeon 6600XT | 1 | 中古 | Boot macOS様でも実績のあるグラボということで。 6900XTにする意味はないかなと。 |
WD | Black 1TB NVMe | 1 | 中古 | 本当は2TBなんでしょうけどねぇ・・・ |
CENTURY | NVMe 外付けケース | 1 | 新品 | データ移行用に用意しましたが 今はTimeMachine用にしています。 |
KのつくCPUなので、360mmでないとだめですよーと言われ、でかいなーと思いつつインストールしたら案の定、かなりでかいw(ケース的には430mmまでいけそうです)
念の為、申し伝えておかないといけませんが、このケース、Fraktal DesignのDefine 7ですからw
ミドルタワーでの奥行きが相当長い方だと思います。
ここ数年、FraktalDesignのケースがお気に入りなのです。ちょっとお高いですけどね。
ストレージのアクセスランプがこのケースではついていないので、LEDをここに引っ張り出しています。ちょうど水冷用の天板なので、あちこち穴開いてますから、隙間からほんのり光が見える感じです。

簡易水冷とはいえ、かなりしっかりした作りになっております。
ポンプ内蔵のCPU水枕はこんな感じ。ポンプ駆動音も周りの音と比べればないに等しい感じですね。
(CineBenchでゴリゴリ回した時でもラジエーターにつけているFANの音の方が大きいくらいでした)

ビデオカードは、ちょっと新しい目が欲しかったのですが、OOBで動くものが良かったので、お財布と相談した結果、Radeon 6600XTに落ち着きました。
だってゲームしないし、LighjtRoomやPhotoShopでちょっと恩恵があればいいので・・・・
手前の太いケーブルは簡易水冷の管ですね。ラジエーターを上に設置したので、ケーブルがそれなりに余っていますが、この長さではDefine7の前側には届きません・・・・・
これが唯一の誤算だったでしょうか。

WiFiについては、以前のMoboで使っていたBCM94360NGに落ち着きました。
Z790 Steel Legend WiFiに付属のWiFiだと、Bluetoothがどうやっても使えなかったので・・・orz
スライドさせたZ670 Steel Legendに載っていたのですが、ちょっと交換するのがめんd(ぉぃ)だったのですが、やっぱりBluetooth使えないと不便だったので、重い腰を上げて交換した次第です。ハイ。

macOSのインストール
これについては、探せばいくらでも例が見つかると思いますので、ここでは詳細には触れないでおきますが、コツはなんと言っても起動できるUSB Stickを作成できるかどうかにかかっています。
今では実機なしでもOCだけインストールしたUSBを用意すれば何とかなるような方法もあるそうですが、私には難しい感じだったのでやっていません。
やっている手順としては、大体以下のような感じです。
- インストールしたい対象のハードウェア情報を収集する
- 実機もしくは既に動いているHackintoshでmacOS Install USBを作成する
(これはコマンドでやる必要がありますね) - macOS Install USBが出来上がったら、Hackintosh関連の便利なツール達をコピーしておく
- 近しいEFIディレクトリが見つかったら、とりあえずESPにぶっ込んで起動してみる
- ちゃんと起動するまでmacOS Install USBをテストしてESPのEFIディレクトリを整える。
- ハードウェアを綺麗に収めたら、先のmacOS Install USBで起動して、OSのインストールを行う
- OSのインストールが終わったら、USBのESPを内蔵ストレージのESPへコピーする
- 内蔵ストレージから問題なく起動することを確認して、実際の環境構築をする
愛用のHackintosh関連ツール達
これまで色々ツールにもお世話になってきましたが、今現在よく使っているツールとしてはこんな感じです。
あんまりこの手の情報が集まっていて日本語で書かれていないので、ちょっと買いてみました。
参考まで、私の環境ではこれだけ用意があります。

でも、結局常用しているのは、下記の4つになりましたね〜
これだけはよく使うので、ご紹介したいと思います。
No | 名称 | 備考 |
1 | Kext Updadtor | 今更解説する必要のないくらい、ど定番のツール。 この子には助けられっぱなしですw |
2 | OCAuxllarytools | 数あるconfig.plistのエディタの中でも秀作の一つと言って過言ではありません。 対応しているOCのバージョンがちょっと古いですが、そんな些細なことは気にならないくらい良く出来ています。 |
3 | OpenCore Configurator | 此方も今更解説の必要性を感じないくらい、ど定番のツール。 OCの最新版へのキャッチアップもかなり早いですし、こいつのバージョンアップでOCがバージョンアップしている事に気が付くことも多いですw |
4 | Hackintool | このツール知らない奴はモグリだw USB関連でトラブった時、めちゃくちゃ役立ちます。 (他にも機能満載ですが) |
最後に
最近はHackintoshするにも、一次情報(英語)を直接当たらなくても、日本語で検索するだけで色々出てくるようになりましたが、やはり一次情報の重要性は変わりません。英語を恐れず果敢にGoogle翻訳先生とお友達になりましょうw
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