次期ファイルサーバについての考察

Linux

そもそも

もう何年選手だ?と言う、Socket1366な我が家のファイルサーバを更新すべく思考実験してみたので、その過程を記事にしてみました。

どこから攻めようか?

今回は、主にファイルサーバに特化したものに仕立てる予定なので、以下のようなことを実現したいと思っています。

  1. 新品のハードウェアRAIDカード導入
  2. SSDを用いたディスクキャッシュ(出来ればNVMe。ダメならSATA)
  3. より耐久性の高いHDDとSSD
  4. 大容量HDDでのRAID1(出来ればホットスペアも)
  5. 10Giga Etherカードの導入
  6. 現有のケースを流用する(MicroATX縛り)

ハードウェアRAIDカードについて

ハードウェアRAIDカードの世界もご多分に漏れず、激しく淘汰されてしまいました。私が把握してるメーカーはだいたいこんな感じ。

  • areca
  • Broadcom(旧MegaRAID)
  • Microsemi(旧Adapteck)

今回どうしようか考えた結果、Arecaにしようと思います。
実はArecaのハードウェアRAIDカードってEthernetポートが標準装備で、カードの設定からアレイの構築まで何でも出来ちゃうようです。
OLIO SPEC ストレージ担当談)
カードが出来ることに派手さは有りませんが(最近流行りのSSD Cacheとか)、堅実な作りで安定性もいいとの事。

areca ARC-1226-8i

商品ページはこちら。
この内容で10万切ってるなら買いかなと。
長らくOLIOSPECさんに通っていますが、悪い話は聞かないです。
(ストレージ担当さん、結構商品に対しては辛口なんですよね)

キャッシュ用SSDについて

今回のファイルサーバは、dm-cacheを利用しようと思っていて、どのデバイスがいいかなーと悩んでおります。
残念ながらまだ結論が出ていないのが正直なところです。
理由としてはこんな感じです。

  • SSDには書き込み上限がある
  • デスクトップ用を選ぶのは基本的に避けたい

これもまたOLIO SPEC ストレージ担当氏から聞いた話ですが、障害発生率から(彼らは主に法人向けなので)、Sumsung の 970Evo以外に考えられないとの事でした。まぁ家のPCで使う分にはどれ使っても問題はないと思うのですが、
ここも実績ベースで選んでおきたいなと思います。

SUMSUNG 970 EVO Plus 1TB

商品ページはこちら。発熱が心配なのでヒートシンクは付けたいところ。
まぁ手ごろなヤツを探すことにします。

より耐久性の高いSSDとHDDについて

今使っているのはWesternDigitalのRED(初期ロッド)で、既に6年以上稼働して全くハードウェアエラーは発生していません。(もしかしたらSmartで厳密に調べると不良セクタが出ている可能性はありますが)

そこで次のHDDをどれにするか・・・・なのですが、選択肢としてはあまりなさそうです。
商品ページはこちら
ただ予算が許せば、もうちょっと容量が欲しいところですね。
なにせRAID1にするので。

Seagate ST10000NM0086 10TB 512E Enterprise Capacity 3.5 HDD

その他のパーツについて

大物パーツが決まったところで、その他のパーツについても考えていきたいと思います。

  1. CPUについて
     10GigEtherがCPUを結構消費すると見込まれるので、Core i7を
     奢りたいと思っています。
  2. マザーボードについて
     ケースの都合上、MicroATXである必要があることと
     PCIeのスロットが4つ必要になるので、選択肢はあまりないかなと
     思っています。
  3. メモリについて
     検討の余地はありません。16GB*4枚にします。
  4. 10GigEtherについて
     最近流通している大抵のカードならOOBでCentOSで動くはずなので
     手ごろな値段の物を入手することにします。

最後の大物は・・・・

もうお察しの方もいらっしゃるでしょうが、10Gのスイッチです。
5ポートも逃げるか、頑張って8ポートにするか。
スイッチが今一番過渡期に思えるので、悩ましいです。
Amazon.com見てても、面白そうなのがゴロゴロしてますから。

さ、後はガンバッて予算を捻出しないといけません。
レンズは先送りかなぁ・・・・(ぉぃ)

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